WordPressの開発環境を簡単に構築できる「Local」はローカル環境での開発には便利です。
LocalにはPhpStormでxdebugを使うためのプラグインが用意されています。
正常であればLocalの各サイトのUTILITIES内にあるxdebugのボタンがクリックできるはず。
ですがボタンは非活性で「xdebug is not compatible with preferred sites.」と表示され押せませんでした。
エラーになった環境
「xdebug is not compatible with preferred sites.」が表示されてxdebugが使えなかった環境は、以下のとおりです。
- Windows 10
- Local by Wheel 3.3.0
Localは5系もリリースされていますが、ドメイン名の起動がうまくできなかったので仕方なく3系を使っています。
解決方法
「xdebug is not compatible with preferred sites.」が表示される時の解決方法は、Localのコミュニティサポートに記載がありました。
どうやらサイト環境を作るときにカスタムから作らないとxdebugのプラグインは使えないとのことです。
カスタムと言っても選択できる項目も少ないので、大した手間がかからないので簡単です。
サイトを起動すると「CONFIGURE PHPSTORM AND INTELLIJ IDES」ボタンが押せるようになります。
ボタンをクリックすると「app/public/」配下に「.idea」フォルダと必要なファイルが生成されます。
「addons\local-addon-xdebug-phpstorm\lib\renderer.js」の「sitePath」の編集が必要というサイトもありましたが、編集しなくても有効化できました。
Localのデバッグ環境の準備ができました
「xdebug is not compatible with preferred sites.」が表示されて困っていましたが、原因は結構単純なものでした。
サイトを新たに作る手間が発生しますが、「updraft」などのWordPressのバックアップ・プラグインを使えば引っ越しも簡単です。
Localもxdebugも開発には便利なツールなので、一度使うと手放せない環境です。
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